新築住宅・建て替え

光の家

「イエヒト 2007.12月号」より転載

仙台市から南に約20km、亘理町に建つ光の家は、既存の家屋に増築したものである。
母親と息子家族が住んでいた家屋は、寝起きするには十分な広さと部屋数があったが、できることなら日々の生活に彩りを添え、新鮮な毎日を送りたい。そんな空間ができないものか。ご主人は思った。

増築の設計を依頼された本間さんは、まず、既存の家屋を詳細に調査した。日々の生活スタイル、それぞれの部屋の使い方、家族の触れあう場などを。
増築することで、母親が既存の家屋で、ひとりぼっちにならないような計画にしたいと思ったからである。

ご主人は、CD、DVD、VTR、LP、書籍を膨大に所蔵していた。これらの新たな収蔵、閲覧スペースは増築部分に欠かせない条件だ。
本間さんは、既存家屋と増築部分を畳コーナーで柔らかくつなぎ、3世代のコミュニティーとプライバシーの両立を図ろうと、増築部分を南に大きく解放するプランを考えた。

部屋の中に燦々と降りそそぐ太陽光。朝の光、昼の光、そして夕方の茜色の空。ここに来れば、家族みんなが季節を感じ、伸びやかに過ごせるように。
季節によって、部屋に入る直射日光にも配慮した。軒の出を1.8mと深くしたのは、冬の日光をふんだんに取り入れ、夏は日差しを防ぐためである。

ご主人の趣味のスペースも忘れてはいなかった。ハシゴで上がるロフトスペースは、ちょっとした隠れ家の気分。ここで音楽を聴き、読書を楽しむ。
家族の共有スペースから庭へと続く第2のアプローチは、近隣の人たちを誘うコミュニティーの空間でもある。

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